2003/02/04 (Tue) 12:29
Copyright Tommy富田

St. Nicks Club
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  149th St. St. Nicholas Ave. at Harlem

ハーレムルネッサンスと呼ばれた1910〜40年代にかけて、シュガーヒルと呼
ばれるこの地区には、沢山のジャズクラブがあり、沢山のジャズミュージシ
ャン達が住んでいた。特に157th St. St.Nicholas Ave. には、Duke Ellington
が住んでいた。ピアニストのLucky Robertsの経営していたこの店は、Lucky Club
と云われ地元でも人気のクラブだったが、1960年代にクローズされた。
20年前に再びオープンし地元のミュージシャン、ジャズファン達が集まって
きて、再び元の人気のライブスポットとして復活してきた。最近、スティー
ビーワンダーが立ち寄って飛び入りで演奏し、大いに話題になった。

本日の出演
  Sugar Hill Quartet
     Patience Higgins (t.sax)
     George Cordwell (Key.)
     Andy MacCloud (Bass)
     Dave Gibson (Drums)

リーダーのペイシャンは智悪ものと云われ、ジャズ界の物知り男、デューク
エリントンバンドのメンバーとして、日本ツアーにも数回参加している。

キーボードのジョージコードウェルは、カウントベーシーデュークエリント
ンオーケストラ等で活躍する他に一流ミュージシャンとのセッションにも参
加している実力派。

ベースのアンディはNJ出身で、過去エルビンジョーンズトリオ等と共に日本
公演に参加。過去、日本公演には25回も参加している大ベテランベーシスト。

ドラムスのデーブはフィラデルフィア出身。カウントベーシーオーケストラ
のドラマーとして日本でも知られている。自己のグループ等でブルックリン
を中心に活躍している実力派ドラマー。


本日のゲスト
  King David
    ハーレム出身のブルースシンガー、70歳。すぐ隣に住んでいるが、毎日
    おしゃれをしてハーレムのジャズクラブへ現れる。
  Everly Hall
    ハーレム出身のボーカル。日本公演にも参加している。高校の先生をし
    ている。
  オマーオシモンド
    ハーレム出身のタップダンサー。ミュージカル - ブリンキングノイズ
    ブリンキンキンザファンク
    アポロのエクスキューズナーをつとめる。


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Harlem Speaks        新宿書房
    辻信一、トミー冨田 共著
劇場都市ニューヨーク    七賢出版
    トミー冨田 著

浅草系ハーレム人